クリスマス 一年分のしあわせ

クリスマスに振り返る一年分の贈り物

クリスマスにきらめく街

いつもお読みいただきありがとうございます 小倉あずきです

あっという間に年末ですね~

写真は東京丸の内。きれいでした…

この一年、どんな一年でしたか?

クリスマス献金というのをきいたことがありますでしょうか

キリスト教の幼稚園や学校ではおなじみですよね。

子どもが通った幼稚園の園長先生に教わったのは、

この世に救い主が誕生するクリスマスを4つ前の日曜日から心を静かに、感謝して、待つ

待降節という期間があり、

この期間中に子どもでもできること、

たとえば、お手伝いをして10円もらうとか、

バスに乗らなかった分、コンビニでおやつを買わなかった分を100円とか

一日ひとつだけ自分ではない誰かのために我慢しよう。

そしてその心のこもったお金をクリスマスに献金して、必要な方に届けようということでした。

どれだけのご家庭の子どもたちがどこまでやったかはわかりませんが、

いい話だと思いませんか?

子どもの祈りは届く

子どもは我慢が苦手ですから、なにかを我慢してというのは本当に大変で、

自己犠牲とか、他者の存在とかを強く意識するので

カトリックらしい厳格さがあってよいと思いましたが、

現代的で気楽な家庭ですので正直しんどい!

そこで、園長先生には叱られそうですが、こっそりやり方を変えました。

あき瓶に飾る花

ジャムの空き瓶を献金箱にして一年中いつもの場所に置いておき、

今日はラッキーだったな、今日は助かったな、今日は得しちゃったな、今日はいい日だったな

各自、今日がいい日だったと思える時にこの感謝をよその誰かにもと献金することにしました。

金額は、そのラッキーに応じてです。10円でも、100円でも、500円でも1,000円でも。

あるいは、各地で災害があったり、募金したいと思ったときにもここに募金することにしました。

すると、クリスマスにはなんと1万円くらいになるのです。

みんなでいくらになったか数えて、おぉー‼と。

一年間、よく思い出せないけどたくさんのちいさな幸せと祈りがあったことがすごいと思います。

焼肉行きたいとか思っちゃいますが、これは、一年間のありがとうのしるしですからして。。

自動販売機で小銭崩してから献金する方がいる中、ちょっと多すぎで逆に引きますが、

献金袋に名前は書きませんのでね。

自分たちがなんとか安全に暮らせている中、突然の災難に遭遇される方々がいらして、

ボランティアも役立たずのわたしなんかにはかんたんにはできないし、

災害の募金だって、どこにしたらいちばんいいのかわからないことがあって、

ちょっと考えると面倒くさくなって募金やめちゃうくらいなら

一か所にまとめて必要なところで使っていただけたら

そのほうが効率がいいのではと思ったわけです。

災害の義援金としたらほんと、少ない金額です。

でも、しないよりいいと思って。

子どもの募金としては大きいので、お友達に話したことはありません。

でも、ほんとはみんなに伝えたい。

クリスマスに、一年分の幸運がいくらになったかを見てほしい。

生きていたらいろんなことがあって、不安だったり、心配事だったり、いらいらしたりしますが、

感謝で気持ちを満たすと、不安や不満が消えるんだと思います。

一年間、いろんなことがあったけど、これだけの幸せがあって、ほんと感謝だなって思います。

この一年間、どんなでしたか?

皆さまが日々たくさんの幸運に恵まれますように心からお祈りいたします (小倉あずき)