ぼんやりとかすむ桜の花

今年はちっとも桜を見たくなかった話

桜の花が、心の底から、死ぬほど大好きな管理人しゅうです

今年もきれいに桜が咲きました。桜が咲くと、雨風が強くなって、一日でもきれいに咲いていてほしいと願うのですが。

今年はどうにも見る気になりません。もう全然だめ。あんなに待ちわびていたのに。

家の目の前にある大好きな桜の木でさえ、洗濯物を干すときに少し眺める程度。
桜の花を見る気にもなれないなんて日が来るとは。こんな気分の人だって、きっといるはず。
これは、もしや心の病では・・・。

ことしのわたくしはやりたいことがあります。
本気で家族を守ること。このブログをはじめること。

子育てをしてきてイライラMAXで助けてほしかったときは必ずなにかやりたいことがありました

たとえば、テレビいいところだから今ちょっとだけ見たい、とか
まとまった活字を読みたいとか
いま至福のお昼タイムとか。
それら「したい」ことをあきらめてしまえばイライラしないで優しい母になれるので、そうしてきたんです。

だけど今年はあきらめるわけにはいかない!

春休みのこどもは元気いっぱいで朝から晩までしゃべり通して、しゃべることがないときは鼻歌なのに熱唱。
おかあさん、ごはん
おかあさん、これ持ってて
おかあさん、飼主ね、
おかあさん、わらって
おかあさん、・・・なんだっけ。

わたしはこの子のママなので「はあい。(作り笑い)」で対応します。

春休みの実母は、思いつくままにしゃべります
ねえ、これ食べちゃっていいかしら
ねえ、買ってきたにんにくチューブ、冷蔵庫に入れるの?
ねえ、今日の歩数3,800だったのよね?
ねえ、洗濯物外に干す?
ねえ、この薬いま飲まなきゃだめ?
これも、もう難しい質問しないでくれとかいうと、しゃべらなくなって、気が付くと老人性うつになったりするんで
ちゃんと作り笑いをして返事をします。

細切れの時間に集中してもうまくいかないので、
やつらが寝静まった後にと思うと、その時間にはもう疲れ果てており、
ようやく考えがまとまってきたところで、夫が帰宅するわけです。
あのさ、タイヤ変えたいんだけど。
あのさ、薬代清算したいんだけど。
あのさ、お昼代もらってないよね。
あのさ、昨日やきそばで今日は焼うどんなの?

しあわせな地獄です。
なんにもできません。。

でもなんとかしたい!やる気だけは走るのに時間と体力がついてこないジレンマ

今年の桜を見られないのは
桜を見ると心が揺れるから
毎日姿を変える桜を見ていると、いろんな思いがよぎるから
守りたいものを守り切れる自信が揺らぐから
これ以上こころを揺さぶられたくないんだと思います
今はただただフラットでいたいのです。淡々と日々を過ごしたい。

毎年いっしょに桜で遊んだ娘は、ひとりで桜の写真を撮る遊びを覚えたようです
いつまで一緒にこの桜を見ることができるだろうと毎年幼いわが子を抱っこして切なく眺めた桜の花
できることなら母や娘と一緒に今年の桜を胸いっぱいに味わいたい。
来年はどんな気持ちで桜の季節を迎えるのでしょう。
ふふふ……、必ずや、春を謳歌して見せましょう

まとめ

野原に揺れる花

お読みいただきましてありがとうございました

わたしと同じように桜を見たくない方、いらっしゃるのではと思います。
桜を見たくないのは病気ではありません。必死で生きているときだからです。
やるべきことがあるのなら幸せです。一つずつ片づけて、一歩ずつでも前に進むことができれば
小さな達成感が重なっていつか必ずこころは晴れる。
どんなに妨害されようと、遅々として進まなかろうとそれでも前に進めていれば今日のところは合格です。
誰も彼もと一緒になって浮かれなくたっていい!そういうときもある!

桜は毎年咲くし、いつか桜が咲いて幸せな気持ちになれるときも必ず来ます

いつか、こころはふわふわに  しゅうでした