今からすぐに自宅で簡単に始められる小学生の効果的な英語学習法が知りたい。
でも、何から始めればいい?
親世代の学習法と違い「読み・書き」+「聞く」だけでなく、「話す」「書く・作文」アウトプット力も問われる時代に。どうやって両方効率的に学ぶかがポイントです。
2020年度から教科として導入されている小学生の英語。二極化しています。
自宅学習が必要だと気付いた方、さすがです。
オンラインで行われたコロナ禍での発表会。うれしそうに上手な英語を披露する子たちは学校で習った英語ではなく、ほとんどが学校外で学習した英語です。
公文でもZ会でもポピー でもいい。やっておいたほうがよさそうです。
公文でもZ会でもポピー でもいいと申し上げるのには理由がありまして、
これからの英語学習は親世代がやってきた英語学習と少し変わってきます。
「読み・書き」+「聞く」インプットだけでなく、「話す」「書く・作文」アウトプット力も問われるようになるのです。
これからの英語学習はインプットとアウトプットの両方をどうやって効率的に学ぶかがポイントになってきます。
各社教材ごとに工夫をこらして対応していますが、一つの教材に決めてしまったらもう他は考えないというのではなく、状況に応じて必要なパーツを取り入れながらカスタマイズして学習するのが効率的です。
※本記事ではカリキュラムのない教材を使っての学習をおすすめしておりません。
動画を見る、絵本や雑誌を読む、ゲームアプリで遊ぶ。
どれもとてもよいことで副教材として取り組むのは非常におすすめですが、
中心にすえて学習するとなると学習効果や進捗が見えにくく、指導もしにくいことから挫折しやすく、
また同じように学習法を探すということになりやすいとの考えによりますのでご了承ください。
小学生の英語を自宅で対策するために、
2020教育改革英語をどこよりも簡単に説明してみます
従来の親世代が習ってきた英語は中学から始まり、「読む」「書く」からスタートし、受験までそれがメインでした。
2020年からは「日本人はどうして英語が話せないのか」ということで、「使える英語を身に付けよう」という趣旨になりました。良い悪いはべつとして、そうなったのです。
大学受験の新テストを創設して、英語の評価を従来のテストより聞く、話す、作文するにウェイトを置くことにしたのです。評価できるのかどうかは別として、そうなったのです。
これをやるためには、中学以上の英語をすべて英語での授業にして、従来の文法、読解の時間を割いて生徒たちにも話す場を与えようということになった。
これで英語4技能「読む」「聞く」「話す」「書く」を教育し、評価すると。
従来英語はアルファベット→単語→文法と読解という順番で習ったと思いますが、
このやり方だとどうしてもインプット中心になって英語が出てこない。
なら、小さいうちからコミュニケーション中心で運用できるようにしたらいいのでは?
というのが2020教育改革英語の内容です。
新学習指導要領。1年やってどうだったのか。
グループレッスンの英会話に週1回1年通ってどうなったのかと同じ結果です。
以前別の記事で書きましたが、英語学習は3000時間の旅ですから、年間48時間でなにもできやしません。
英語を習っている子は嬉々として取り組み、習っていない子は英語の雰囲気の中にいるだけです。
二極化が進んでいます。
お子さんは学校での英語の授業の話をしてくれますか?
家庭学習が必要だと気付いた方はさすがだ、と思うわけです。
小学生の英語 自宅でどのレベルを目指してはじめるのかを決めよう
いちばんかんたんでいちばん効果的な学習方法をみつけるには、情報に惑わされずどうなりたいのかを決めるのが大切です。という記事も前に書いたのでした。
なりたい未来の姿から逆算して今必要な教材と学習を選ぶと結果は得やすい。各教材の特徴と目的別の選び方、最大限効果を引き出す方法を考えます。目指す未来へ最適な教材で学びましょう! 新型コロナウィルス流行以降、家庭教育が重要になる中で、どん[…]
英語も同じです。
・学校の英語がばっちりできればよいのか、
・中学の先取りをしておきたいのか、
・英検を取りたいのか、
・話せるようにしたいのか。
どんなレベルであれ難しく学んでも、やさしく学んでも、内容が一緒なら易しいほうがいいに決まってる。という個人的な考え方にもとづいて学習方法をおすすめします。
通信教材やオンラインはお試しできますので、実際に試してみてからご判断ください。
☑まずは教科書レベルの英語をしっかり覚えようということなら、ポピー で教科書対策・テスト対策が十分できます。
学校の成績を重視するなら最適解だと思います。教科書完全準拠ですから間違いないので。
ご存じ、業者テスト、ワークブック、教員向け指導書を学校に納入している会社ですから、
ほかの教科もばっちり対策できて良心価格ですので短期間しばらく試して成績への効果をみるというのが良いかと思います。
☑書いて理解し、しっかり覚えるのに重点をおいているのはZ会。中学校以降の定期テストでの記述対策で、耳からしか学んでいない子たちと差をつけるのを狙えます。
☑アルファベットから単語の綴り方を覚えるなら小学英語スーパードリル①アルファベット・ローマ字・フォニックスNEW EDITION(880円前後)
アルファベット、ローマ字、フォニックス(英語圏の子供に英語の読み方を教える方法で、発音と文字の関係から読み方を学ぶ。知らない単語でも読み書きできるようになる。)を家庭で学んでおけばだんだんとテキストも読めるようになります。かの有名講師、安河内哲也氏の著作です。
小学英語スーパードリル①アルファベット・ローマ字・フォニックスNEW EDITION(880円前後)
☑中学英語を先取りしておきたいなら学研の「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」(480円程度)が一番易しく学べるテキストです。我が子も「え?それで?これだけ?わかるがな。。」とやっております。
☑英検を受検するなら同じく学研の「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」(490円程度)がいちばん易しいと思います。
ここまでは教材(紙・ペン・音声)と自宅学習でどうにかなると思います。
ポピーのような通信教材があるなら教科書準拠で100点を取ることはむしろやさしいことかもしれません。
カリキュラムなく参考書で学ぶというか、教えるのは、英語の指導経験のない親にとってはやってみると大変なもので、
いまでこそ我が家も参考書を使いこなせていますが、はじめはだいぶ苦戦しました。
【子どもの英検対策におすすめのオンライン英会話があった!】で書いていますが、
・abc(アルファベット)も読めない、書けない
・会話(フレーズ)を覚えるのが中心だと、文法を教えられない
・親がテキストに書いてある以上に会話をはずませられずもどかしい
・親に英語力がないと余裕がなくなってカリカリしちゃう(※絶対だめなやつ)
※kokofuwa.com子どもの英検対策におすすめのオンライン英会話があった!より引用
大苦戦の果てに落ち込んで、魔が差して偶然オンライン英会話を始めたおかげで、最もやさしいテキストとはいえ中学1年生の英語の参考書を簡単だと言えるレベルになりました。
☑オンライン英会話もいろいろあって、上級者向けのDMMとかネイティブキャンプとか評判が良いのですが、子どもの学ぶ英語には適切なカリキュラムがあったほうが学びやすいです。フリートークとか今日のレッスン内容やテキストを自分で選ぶ必要があるとなると学習の進捗が見えにくい。
カリキュラムがあれば、1回25分で練習するフレーズ1つか2つを
きちんと「言って」「聞いて」「書いて」「見て」覚えて、
覚えたフレーズを探しながら全力で聞いて、全力で伝えるを毎回続けることで、
英語が着実に身に付きます。
オンラインを始めた当初はまだアルファベットも読めなかったので、フレーズも単語も聞いたそのままをまるごと口に出して覚えていました。それで小学生の英語1と2を一巡。ほぼ毎日やったので半年はかかりませんでした。
お気に入りの先生になついて、安心して進められるようになった反面、わからなければ母の顔を見ればどうにかなる(受け身の姿勢)と思い始めたので、極力親のサポートを期待しない(集中する)ようにいいきかせ、2巡目もういちどやると親子で決めたときに
「たったふたことなんだから、毎日ちゃんと聞いて話して、書いて覚える!先生がなんと言ったのか全力で聞く!全力で答える!そのやりとりも覚える!」
と決めて、復習用のテキストをノートに書き写すようにしました。
テキストをプリントしてもよいのですが、ノートのほうがめくりながら行きつ戻りつできて調べやすいのでレッスンでも使いやすいようです。
どこにでも売っている10段くらいの英語ノートに1レッスン見開き半分~1ページ分くらいです。
きれいに書けないので、まだわたしが書き写してから子どもが書く練習をしています。
予習に使っても復習に使ってもどちらでも良いと思います。とにかく、レッスン前に内容を確認して覚え、レッスン後にも確認する。どちらかでしっかり「書いて」「読んで」覚えます。「聞く」「話す」だけでふわっとしていたフレーズが形になる(おお、Z会式ですね)のでしっかり覚えられるようです。
このノートを見ながらレッスンを受けるようにしたら、2巡目ということもありますが、ちゃんと英語を覚えているな、という手ごたえを感じるようになりました。
先生からの急な振りにも「Which do you likeだから……」と復唱してみるようになり、すると先生も、そうよWhich do you likeよと待ってくれ、返事できるといっしょに喜んでくれます。発音も練習してできるようになると本当にうれしい。
このベースがあって、次は中学英語のコースに進むので予習のつもりで先の「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」を始めたら、
小学生の英語ですでに習っているフレーズでふわっとしていた文法の部分をはっきりさせることができて、より学習が進んだ、というわけでございました。
この文法の学習法は親世代からすると画期的です。簡単に身に付いてしまいます。
教科書準拠で完ぺき・安心のポピーも魅力ですが、
オンラインだと子どもに合わせて先取りできますし、実際に使いながら覚えていくのはまさに2020年教育改革英語の目指すところである“使える英語”そのものですので、試してみる価値は充分にあります。
オンライン英会話はいまとても流行っていますし、流行るというか、普通に習い事になっていますよね。
教育改革の影響はもとより、もともと英語に力を入れている私立学校でもすでに多くの学校でオンライン英会話を取り入れています。
付属小学校のある中学校では受験のなかった内部進学生の英語力がハンパではないという話で、中学受験組も入学後を見越した基礎教養として始める人が増えています。
そしてコロナ。
そんなわけで、いまやオンライン英会話は争奪戦。
小学生の英語対策。自宅でオンライン英会話をやっていてよかったなと思うのは、①学校の英語にちゃんと参加できていること②英語の学び方がわかったこと
①はオンライン英会話に気付いていなかったらきっとほんとに自信を無くしていただろうと思います。
2017年バンダイの調査(https://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question234.pdf)によれば、現在英語を学んでいない子どもに「これから英語を学びたいと思うか?」と訊いたところ
全体の30.2%小学校4年生の41.5%がNOと回答しており、英語に対する不安感が背景にあると推測されています。
不安感や苦手意識があるなかで始める英語はかわいそうな気がします。
いかに子どもの英語に対する不安要素を減らして楽しみながら学べるようにするかが英語を苦手にしないための重要なポイントといえそうです。
②英語の学び方。
英文を書いて、単語を調べて覚えて、訳文を書いて、授業を全部理解して、ノートに書きこんで、何度も見返して覚えること。覚えること。覚えること。
オンラインだと実際に使った生きたフレーズで学ぶことができます。
英文を書いて何回か音読してみるだけというのとは圧倒的に違うと感じます。
アウトプットの量が多いということは確実に覚えられるということだと思います。
けれども、アウトプットは紙の教材や学校、グループレッスンの英会話では量が確保できません。
非常に効率よく学べたのだろうと思っています。
近頃は定額制使い放題のサブスクリプションサービスが多くなって、オンライン英会話もそれですが、サブスクのよいところは、
入会金も解約時の違約金もなし、というところ。
入会も休会も退会もさらには再開もいつでも簡単にできるので気軽に試してみることができますし、
入会してみてやっぱり考えるとなったら良きタイミングで休会すればその後の料金はかからないので安心なのです。
このオンライン英会話についてはスカイプもヘッドセットもZOOMの設定もテキスト購入も必要なし。内蔵のカメラとマイクさえあればタブレットやスマホでも可能というお手軽さで毎日できて価格も破格に安く、10日間も無料期間が用意されていたので、本当に軽い気持ちで合わなかったら別の道を考えようと思って始めたのがきっかけでした。
学研グループのオンライン英会話なのでテキストも、カリキュラムも身に付くように本当によくできている。
小学生の英語1と2を学ぶ中で、実用的な場面での英会話フレーズを覚えて、
3単現、beとdoとdoes、動詞の活用、時制、冠詞と基本の前置詞、肯定文と疑問文の書き換え、空所補充くらいはできるようになっています。
中1レベルくらいですよね。新指導要領でも小学6年生までに中学1年レベルの履修を目標としています。英検でいえば5級くらい。はじめは英検なんてテスト受けたくないと言って自信のなかった我が子ですが、ちょっと受けてみようかななんて言い出しています。英検はなるべく受からせて次につなげようとする検定ですから、励みになるので目標にできるといいですよね。
うちはオンラインはじめて本当に良かったです。
親も子も英語大の苦手でした。チンプンカンプン。
このまえ外国の方に道を聞かれて、外国人だとまったく意識せずに駅までの道のりを伝えることができたのは、まあこの10か月横で一緒にレッスンを受けていたわたくしですが、
「ママ、すごいよ!あってたよ‼がんばったね~」といわれて
あんなに外国人怖かった英語恐怖症のわたくしの人生にこんな日が訪れようとは思わなかったくらいの衝撃体験でございました。オンライン英会話、本当に話せるようになるとは。。
やっぱり生身の人間を相手にどうにかして伝えようとする日々のつたない英語の繰り返しが単語フレーズ学習以上のなにかを与えてくれたのだと思います。
学研グループのオンライン英会話 。おすすめです。 (しゅう)
オンライン英会話なんて大人向け。ちょっとできる人向け。外国人と話すなんてうちの子には無理そう。 いいえ、人前で話すことが苦手な子こそいまのうちに少しずつ練習させてあげましょう。 2020年指導要領改訂で子どもたちは英語を話すことから逃げら[…]
みんなやってるみたいだけど、オンライン英会話なんて怖い!! まったく英語しゃべれなくても安心して受講できるようにこれで絶対安心攻略マニュアルをつくりました。 英語学びたいから習うのに、英語できないと不安というジレンマを解消します。 ワタク[…]
英語を習うのに小学生からでは遅すぎる?逆です! 小さいころから英語を習わせているご家庭、多いですよね。 早く習わせるほど英語耳が育つと言われていますが、本当にそうでしょうか。 高額なスクールに週に一日保育代わりに預けていたら英語の[…]
英語、得意ですか? 子どものオンライン英会話のサポートをするとき、とっさのひとこと、出ないと不安ですよね。これがあれば大丈夫! 今どきのお手軽オンライン英会話は【スカイプなし、ヘッドセットなし、月 5,800円(税込6,380円)で[…]
はじめての方には細かい疑問も多いオンライン英会話。始める前のその疑問、Kiminiを毎日使っているわたくしが解消いたします‼ 必要なもの、支払い、予約・キャンセル方法、休会・退会方法、環境確認、体験談やいざと[…]